みんながんばってアーユルヴェーダセラピストの誕生です

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昨日は当校「オイルマッサージ専門家養成コース」の卒業試験の日でした。当校ではコース最終日に実際のお客様をお呼びしてアビヤンガとヘッドマッサージとフェイシャルマッサージをご提供します。お客様に満足していただけたら合格です。

7月―12月期は男性の受講生が3人もおりました。女性の生徒さんを上回るのは初めてです。偶然なのか、はたまた世の中のトレンドが変わってきているのか。後者だといいと思います。日本では男性のアーユルヴェーダセラピストさんは圧倒的に少ないのが現状です。お客様は圧倒的に女性なので、男性の施術を受けることに躊躇するのかもしれません。しかし、男性も同じように体調不良に見舞われている人が多く、それにもかかわらず男性がアーユルヴェーダの施術を受けられる場所は限られています。さらに、男性の間のアーユルヴェーダ認知度が低い!これは私を含めてアーユルヴェーダを世に広める仕事をしているものの責任だと思います。

というわけで男性の生徒さんが3人も同時に受講したのは画期的なことでした。みんなムチャムチャ熱心です。将来的にはアーユルヴェーダセラピストを生業にしようと計画している彼ら。気合が入っていました。女性の生徒さんも男性の同期生に励まされ、一生懸命練習に努めました。

そういう時に悲劇は起きるもので、ひとりの男性生徒さんが、事故で電車が止まったために4駅を走って帰宅したら足裏の筋膜を損傷し、痛み止めを飲んでの卒業生マッサージとなりました。この生徒さんは日ごろから運動をしているので、4駅を走るというアイディアが自然に湧いちゃったのでしょうね。鎮痛剤でなんとか痛みが治まっているようで、卒業生マッサージを無事にこなすことができました。

コロナ禍の中、施術を受けに来てくださった方々には感謝です。初めてアビヤンガを体験されたお客様は頬がピンク色に染まり、お肌つやつや。マッチョなボディービルダー男子は腕の筋肉がピカピカ。スレンダーな女性はさらにしなやかさが増したようです。

みなさんそれぞれが将来のビジョンをもっています。ラグジュアリーなサロンを始めたいという人、アーユルヴェーダトリートメントと合わせてカラリパヤットも教えるようになりたいという生徒さん、人々の健康に貢献したいという熱く語る人など、皆さん夢を語ってくれました。熱い想いを持っている生徒さんには全面的に力になりたいと思っています。

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