むかしの聖なる書物をエビデンスなしと言うなかれ

ピックアップ

『ヨハネの黙示録15章―16章』に書かれていることです。

「神の怒りが極みに達し、七人の天使が神の怒りで満ちた7つの鉢を受け取り、その中身を地にぶちまけました。最初の鉢に納められている神の怒りの中身をぶちまけると、獣の刻印を受けている人々と獣の像を拝む人々にひどい悪性のはれものができた」

と書かれています。

う~ん、皮膚病か・・・

西洋の時代劇では、忌み嫌われる人を、皮膚病に侵され、膿を流している外見として表現していることが多いですね。

ドクター・パルタップによると、アーユルヴェーダでも「人間が罹った初めての病気は皮膚病だった」と言われているらしいです。

やっぱり、皮膚病か・・・

日本には聖武天皇の妃である光明皇后にまつわる伝説があります。

現代で言う病院や孤児院をつくったことで知られる光明皇后は、奈良・法華寺の浴室(蒸し風呂のようなもの)で自ら千人の垢を流すという願を立てます。最後の1000人目は皮膚から膿が出ているハンセン病者でした。

その病人は光明皇后に「口で膿を吸い出してくれ」と頼みます。光明皇后は言われたようにすると、病人はたちまち如来の姿に変わり消え去ったと言われています。

やっぱり、皮膚病がからんでいます。

皮膚疾患はもっとも厄介な病気だと言われています。体の表面を覆っているものですが、最大の臓器です。そこには触覚はもとより、視覚、聴覚、嗅覚、味覚もあるという研究結果があります。ただの人体を覆う皮ではないのです。

こうした昔の聖なる書物や伝説は真実を含んでいます。昨今はなんでもかんでも「エビデンス!」と叫ばれていますが、エビデンスよりも真実が重要だと思います。

アーユルヴェーダは「皮膚病には18の原因がある」と言っています。そのうちの1つは「師や年上の人を敬わないこと」とされています。師匠を敬わらないと皮膚病になる!皮膚病は心や魂にも関係した病気なのでしょう。エビデンスよりも真実ですね。

光明皇后の絵画はウィキペディアから拝借。

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