Jiva®マルマ・ハンドトリートメント講座

開講スケジュール(2025年ー2026年6月)

初級コース

9月22日(月)
10月5日(日)
10月7日(火)
11月11日(火)
12月7日(日)
12月9日(火)
2026年1月11日(日)
1月13日(火)
2月1日(日)
2月10日(火)
3月1日(日)
3月10日(火)
4月5日(日)
4月14日(火)
5月10日(日)
5月12日(火)
6月7日(日)
6月9日(火)

上級コース

2025年11月13日ー14日
2026年2月6日ー7日


インストラクターコース (2日間受講および初級または上級コースでの実習)の予定は決まり次第お知らせします。

マルマ・ハンドトリートメント講座の目的

アーユルヴェーダのトリートメント理念に基づくハンドケアを通して安らぎと幸福感を感じていただき、健康サポートという形で社会貢献することを目指します。

講座の受講対象者

・JivaRマルマ・ハンドトリートメントを実践したい方
・JivaRマルマ・ハンドトリートメントの教室を開きたい方

本講座を受講したら広がる活動範囲

ご家族やお友達にJiva®マルマ・ハンドトリートメントを行い、健康をサポートすることができます。

サロン、サークル、病院、高齢者施設などさまざまな場所でJivaマルマ・ハンドトリートメントをご提供できます。

インストラクターコースを合格した方はJivaマルマ・ハンドトリートメントの教室を開くことができます。

インストラクターコースを修了して教室を運営する方は、ジヴァ・アーユルヴェーダが製造する食品サプリメントなどを販売することができます。

JivaRマルマ・ハンドトリートメントを通してさまざまな場所や機会で社会貢献を行い、それを通して生き生きした生活をおくることができます。

ハンドトリートメントをとり入れることができる事業体の例

・アーユルヴェーダサロン
・アロマセラピーサロン
・ネイルサロン
・整体
・美容室・理容室
・フィットネスクラブ
・病院
・高齢者施設
・ゴルフ場
・企業の従業員向け福利厚生

本講座のプログラム

ハンドトリートメントの効果

1. 副交感神経を優位にする

自律神経は交感神経と副交感神経に分類されます。
この2つの神経はシーソーのように相互に働きます。
昼間は交感神経が優位に働いて活動を促す一方、夜間は副交感神経が優位に働いて昼間の疲労やダメージを回復してくれます。
交感神経はまわりの状況に素早く反応し、行動できるモードです。
朝起きて準備、通勤、仕事、勉強、家事、スポーツなどの環境下で優位に働きます。
緊張やストレスを感じているときも交感神経が優位になります。

副交感神経は、睡眠、入浴、食事などリラックスしているときに優位に働きます。
トリートメントを受けてリラックスしているときも副交感神経が優位になります。
筋肉が緩んで血管が広がり、栄養や酸素が全身に行き渡り、身体の修理が行われます。
副交感神経が働く時間が短ければ、体は十分に回復できずに、疲れがとれない、肩がこる、目覚めが悪い、などさまざまな不調が現れます。

ハンドトリートメントは手軽に副交感神経を優位にできる方法です。
交感神経と副交感神経は自分の意志では切り替えられません。
副交感神経を優位にするためには何かをする必要があります。
そのための一つの方法がハンドトリートメントです。

2. 幸福ホルモン「オキシトシン」の分泌

触れ合うことで幸福ホルモンと言われるオキシトシンが分泌されます。
オキシトシンにはいろいろな効果があることがわかっています。

・人への親近感、信頼感が増す。
・ストレスが消えて幸福感を得られる。
・血圧の上昇を抑える。
・心臓の機能をよくする。
・長寿になる。

最新の研究でもオキシトシンが脳の中で働き、人のコミュニケーションを深める役割を持っていることがわかり、世界的に急速に研究が進んでいます。
オキシトシンは、コミュニケーションで使われているシグナルを受け取りやすくするように脳を調節するとか、仲間同士のつながりを強くするよう作用するホルモンだと考えられます(麻布大学獣医学部 茂木一孝准教授)。

オキシトシンは人と人が触れあう時に活発に分泌されますが、ハグをする習慣がない日本人は肌を触れあう機会が少ないようです。
ハンドトリートメントは気軽に行える肌を触れあう恰好の機会です。

3. 脳内麻薬「エンドルフィン」の分泌

エンドルフィンは脳内麻薬と呼ばれる神経伝達物質の一つです。
モルヒネの6.5倍の鎮痛作用があります。
脳を活性化し、精神的ストレスの解消に効果があり、免疫細胞の防御反応を強化する作用もあります。

アルファ波がでるようなことをしているときには、エンドルフィンが分泌されやすくなります。
好きな音楽や美しい旋律の音楽、小川のせせらぎや木々のふれあう音、きれいな風景、美味しい食べ物、肌をさするなどはエンドルフィンを分泌します。
このように、視覚・味覚・聴覚・触覚・嗅覚の、いわゆる「五感」という入り口を使って脳に刺激を与えることで、脳内麻薬や他の神経伝達物質は放出されます。
この脳に刺激を伝える入り口や、プラーナを細胞に供給する場所であるマルマ、エネルギーの通り道であるナディなどが、スムーズに通りやすい正常な状態であるとき、その五感は素直に生き生きとして、エンドルフィンも多く放出されます。

とりわけ手は脳に強い刺激を与えます。
手先を使うと認知症になりにくいと言われるのはこのためです。
ペンフィールドという脳学者が脳と感覚野の関連を調べました。
脳の中で手を司る部分の割合が非常に大きいことが発見されました。

上の写真はペンフィールドが作った人体図です。
手と唇と舌がアンバランスに大きくなっています。
脳の中に占める割合が大きいことを示しています。
このことからもハンドマッサージが脳を刺激し、エンドルフィンを出す効果が高いことがわかります。
ハンドトリートメントは手軽にできるエンドルフィン分泌方法です。

4. 痛みを軽減する「ゲートコントロール理論」

私たちは体のどこかが痛いとき、自然に痛い部位を擦ります。
自分で擦ってもかなり痛みは軽減されますが、人に擦ってもらうほうが痛みの軽減度は大きくなります。
子供が転んでひざをぶつけたとき、お母さんはひざを撫で「いたいのいたいの、とんでけ~」と言ってくれます。
子供も安心して泣きやみます。
体を擦ってもらうとどうして痛みが緩和するのでしょうか。

「ゲートコントロール理論」という学説があります。
神経には太い神経と細い神経があります。
太い神経は3~5ミクロンの神経で、皮膚刺激、例えば擦る、撫でる、針で刺すなどの皮膚表面に生じる刺激を感じる神経です。
脳に早く伝達される特性を持っています。
一方、細い神経は0.3~0.5ミクロンの神経で、疼痛や古傷の痛みなどを伝えます。
脳に伝達される速度は相対的に遅いのが特徴です。
体を撫でた刺激は疼痛より速く脳に達し、痛みを感じるゲートを閉じてしまいます。
だから痛みを感じなくなるのです。
心も穏やかな安心感を得ます。
トリートメントが人を魅了する理由の一つは「ゲートコントロール理論」にあると考えられます。

5. ストレスホルモン「コルチゾール」の低下

ハンドトリートメントにはストレス軽減効果があることが確認されています。
トリートメントを受けた後には、ストレスの指標である唾液中のコルチゾール濃度が有意に低下していることがわかりました。
このコルチゾール濃度の低減レベルは、一般にストレス低減効果があるとされるチョコレートを摂取した場合と同等でした(株式会社ポーラ化粧品調べ)。

さらに、ストレスに関連する項目に関して、精神面・身体面の両方の自覚変化を調べたところ、マイナス面の改善やポジティブ面の増加など、複数の項目で変化が確認できました。
特に、マイナスな感情の「イライラ」の改善、「ほっとする」といったポジティブな感情の増加、「だるさ」の改善において、ハンドトリートメントを受けた後の効果は、チョコレートを摂取した場合より大きいことが確認できました。

しかし、チョコレートは頻繁に食べることによるマイナスの影響があります。
それに対して、ハンドトリートメントにはマイナスの影響がありません。
したがって、長期的にはハンドトリートメントが優れています。

6. 手は顔より年齢がでやすい

手の皮膚は他の部位の皮膚よりも真皮層が薄いため、シワやたるみなどの老化が顕著に現れます。
さらに手は心臓から遠いところにあるため、血液の循環が悪く、栄養や酸素も行き渡りにくいので、顔と比べて手の皮膚の新陳代謝は5倍以上遅いと言われています。
そのため、メラニン色素が排出されにくく色素沈着しやすいため、シミもできやすいのです。
さらに手の甲は年齢と共に皮下脂肪が薄くなり、血管が浮き出て目立つようになります。
オイルを使ったアーユルヴェディック・ハンドトリートメントは手の皮膚の血行を改善し、滋養します。
そのため手肌の老化を遅らせることが期待できます。

マルマについて

アーユルヴェーダは急所を「マルマ」と呼んでいます。
古代のインドではマルマ(急所)を攻めることによって敵を倒す戦法が発達していました。
やがてマルマは病気の診断や治療に使われるようになり、健康や長寿の促進にも使われるようになりました。

マルマポイントは芝生のスプリンクラーのようなものです。
スプリンクラーから供給される水が近くの芝生を潤すように、マルマポイントから供給されるプラーナが近くの細胞を滋養します。
マルマは、筋肉、血管や脈管、靭帯、骨、関節が集まったポイントを指します。
その集合点がプラーナと呼ばれる生命エネルギーの首座と考えられています。

マルマトリートメントはダートゥ(組織)を滋養し、体全体を支える働きをします。
マルマトリートメントでは施術者が親指と人差し指をとおしてクライアントにプラーナを供給します。

本講座の仕組み

本講座は初級コース、上級コース、インストラクターコースの3段階で成り立っています。
受講される方のニーズに合わせて、どのコースまで進むかを選択することができます。
たとえば、高齢者施設でボランティアとしてハンドトリートメントを提供したいとお考えでしたら、初級コースでニーズを満たすかもしれません。
アーユルヴェーダサロンのサブメニューとしてハンドトリートメントを導入したいとお考えでしたら、「初級コース+上級コース」でニーズを満たすかもしれません。
Jiva®マルマ・ハンドトリートメント講座を自分で運営したいとお考えでしたら、「初級コース→上級コース→インストラクターコース」まで受講していただくとご希望を叶えることができます。

■Jiva®マルマ・ハンドトリートメント初級コース

●  アーユルヴェーダのトリートメント理念に基づくハンドトリートメントの目的と効果を学びます。
●  1日コースです(5時間)
●  施術時間片手約7分の施術を実習します。
●  5時間の受講で修了書を授与します。
● 受講料19150円。多くの人にハンドトリートメントのよさを体感していただくための料金設定です。

■Jiva®マルマ・ハンドトリートメント上級コース

● 2日間コースです(合計10時間)。
● 初級の施術をきちんと覚えてくることが必要です。
● 施術時間片手約15分の施術を実習します。
● 修了受験資格として、延べ20例の施術記録をつけていただきます。同一者への施術は4回まで行うことができます。
● 施術記録の完了後、受講から6ヶ月以内に施術試験を受けていただきます。
● 試験料は別途お支払いいただきます。
● 試験に合格しましたら修了書を授与します。
● 不合格の場合は再試験が可能です。任意で補講を受けることができます(2時間8,800円)。
● 受講料39,800円。試験料は別途5,500円。

■Jiva®マルマ・ハンドトリートメント インストラクターコース

● ジヴァ・ジャパンのみが同コースを開設することができます。
● 3日間コースです(合計15時間)。注:3日間連続ではありません。
● 上級の施術をきちんと覚えてくることが必要です。
● 本コースでは施術の練習とともにインストラクターとしての話し方や指導の仕方を学びます。3日目は上級または初級コースで指導の実習をします。場合によっては模擬クラスになる可能性もあります。
● 修了受験資格として、延べ20例の施術記録をつけていただきます。同一者への施術を4回まで行うことができます。5人の施術対象者のうち2名は上級コースの施術対象者と同一人物で構いません。5人のすべてが新規の施術対象者でも結構です。
● 施術記録の完了後、受講から6ヶ月以内に試験を受けていただきます。
● 試験に合格しましたら修了書を授与します。
● 不合格の場合は、再受講(2時間11,000円~3時間16,500円)したのち、再試験の資格が与えられます。再試験の機会は2回までとします。
● 本コースに合格した方はJivaマルマ・ハンドトリートメントの初級コースと上級コースを教えることができます。
● 受講料61,000円。試験料は別途7,700円)。

受講のお申し込み・ご質問

受講のお申し込み、ご質問はジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダでお受けします。
(お問い合わせ)
メール: info@jiva-ayurveda.jp
TEL: 044-430-5072

ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクール以外のJiva®マルマ・ハンドトリートメント講座開催校

●アーユルヴェーダサロンユジュ 雨谷恭子さん

埼玉県川越市のアーユルヴェーダサロンユジュ(オーナー雨谷恭子さん)でも本講座を受講いただけます。講師はオーナーの雨谷恭子さんです。

アーユルヴェーダサロンユジュ・ウェブサイト
https://ayurvedayuju.amebaownd.com/

●ホリスティックサロンHo Leaf 宍戸梓さん

ホリスティックサロンHo Leafのオーナーであり、ドライヘッドスパ専門店「ひつじのきもち蒲田店」のセラピストさんである宍戸梓さんもJivaRマルマ・ハンドトリートメント講座のインストラクターに合格しました。本講座の初級コースと上級コースを受講いただけます。

ホリスティックサロンHo Leaf
https://holeaf.life/

ドライヘッドスパ専門店「ひつじのきもち蒲田店」
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000720764/staff/W001107455/#staffHeadline