デトックス効果が高いごぼうのスパイス炒め

アーユルヴェディッククッキング

当校のベーシックコースでランチを担当してくれている小澤一美さんのレシピをアレンジしたものです。一美さんはごぼうのみを使用していますが、私はどうもいろいろな食材を使いたくなります。困ったクセ。コリアンダーの葉を散らすと、色どりもよく、味もさらに美味しくなります。

2人分

ごぼう 1本
人参 長さ3㎝位
マスタードシード 小さじ1/2
フェヌグリークシード 小さじ1/2
ごま 大さじ1
コリアンダーの葉 1株
少々
オリーブオイル 大さじ1
ヒタヒタ

作り方

  1. ごぼうは5㎝くらいの長さに切り、縦4つに切る。人参も同程度の拍子切り。
  2. フライパンにオリーブオイルを入れ、マスタードシードを加える。パチパチはぜてきたらフェヌグリークシードを入れ、色づくまで加熱する。
  3. 水にさらしたごぼうとニンジンを炒める。水を加えてフタをし、水がなくなるまで煮る。
  4. 塩をふり、味をなじませる。火をとめてごまを加える。コリアンダーの葉も混ぜる。

シンプルですが美味しいです。ごぼうの出汁パワーはスゴイ!

食物繊維が多く、腸をきれいにします。そのため大腸がんや動脈硬化を予防することが期待されます。イヌリンという炭水化物は腎臓の機能を高めます。デトックス効果です。カリウムも豊富で、体内の余分なナトリウムを排出します。また、ポリフェノールもたくさん含まれており、活性酸素を分解して老化や生活習慣病を防ぎます。ごぼうは体の力を高めます。

ごぼうはヴァータを増やすので、ヴァータを鎮めるスパイスを使うことでドーシャのバランスをとります。

人参を加えることでさらに甘味が加わり、ヴァータにもプラス効果。ビタミンAアップです。

コリアンダーは料理の味を一層美味しくします。

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