アーユルヴェーダの学びはだれにとっても宝

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このところブログやFacebook投稿の頻度が落ちています。通常の授業に加えて、決算処理やセミナーの準備など、することがごちゃごちゃあって、投稿するためにまとまった時間がとれないのです。

いろいろなことを同時進行すると疲れるし、イライラしたりもします。私はあまりイライラしないほうだと自分では思っているのですが、夫から「今日はテンパってるね」と言われることもあります。

そんな時はアーユルヴェーダの智恵を活用して、瞑想します。わずか15分でも心は落ち着きます。私はもともと気持ちの切り替えが早いのです(笑)。会社勤めのときも、帰宅時の電車の中では会社の書類を読み、電車を降りて改札を出るとアーユルヴェーダモードに切り替わるのが超得意でした。

アーユルヴェーダの智恵をもっていなければ、イライラしたり落ち着かない気持ちを解消する方法がなかったかもしれません。多くの人は気持ちをコントロールする方法を持ち合わせていないので、ますますイライラが募る行動を選択しているのです。

アーユルヴェーダ的生き方を実践(あるいは実践しようと試みている)人が素晴らしいのは、心をサトヴィックにしようと努めていることです。生きていれば、ときには誰かのことを恨みたくなることにも遭遇します。その人について愚痴りたくなることもあります。アーユルヴェーダを生き方に取り入れている人達は、そういう負の感情を排除しようと努めています。自分の感情を押し殺すのではなく、負の感情そのものを持たないように努めているのです。そういう人には本当に感心します。我々凡人は神様でも仏様でもないので、負の感情をゼロにすることはできませんが、日々の心持ちと暮らし方によってその度合いを和らげることはできます。私がアーユルヴェーダを好む理由の一つはそこにあります。

ヴェーダ哲学やアーユルヴェーダの師を「グル」といいます。「先生」とは違います。知識を教えてくれる人は先生で、その人の生き方は問いません。「グル」は、その人の生き方自体が智恵そのものなのです。インドにはグルがたくさんいます(もちろん日本にもいます)。グルはリスペクトするべき人です。「今日アタマにきちゃった。センコーがさぁ・・・」と文句を言う現代っ子のおしゃべりを古代の人が聞いたら、腰を抜かすかもしれません。

アーユルヴェーダの経典には皮膚病の原因が18くらい挙げられています。そのうちの1つが「グルを敬わらないこと」です。ビックリ。自分の師を敬わらないことが皮膚病の原因となる!どういうサンプラプティ(発現機序)なんでしょうね。

アーユルヴェーダは奥が深すぎます。アーユルヴェーダの学びはだれにとっても宝です。

ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクールは本コース7月期の受講生を募集しています。アーユルヴェーダに興味はあるが、まだ学んだことがないという方はベーシックコースから始めてください。アーユルヴェーダのイメージが大きく変わるかもしれませんよ。

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