抜け毛を防ぐアーユルヴェーダ式ホームレメディー

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抜け毛は女性にとっても男性にとっても悩みのタネです。私は毎日ヘッドマッサージをしますが、毎回たくさんの髪が抜けます。幸いに新しい髪も順調にはえてくるようで、いまのところは薄毛にはなっていないと思います。そもそも髪の毛は何本くらいはえているのでしょうか。日本人の平均は10万本だとか。毎日100本くらい抜けるのが普通らしいです。そうしてみると、私の抜け毛は正常なのかも。

なぜ髪が抜け変わるかというと、一つには、脳を外部からの衝撃や急激な温度変化から守るだめだとか。もし永久歯のように髪が抜けたあと新しい髪がはえてこないとすれば、頭髪は減る一方です。衝撃や温度変化から脳を守るという髪の毛の使命を果たせません。

もう一つの役割は毒素排出です。髪の毛は水銀や鉛などの重金属を取り込んで排出する役割を担っています。もし髪の毛が重金属をため込んだまま抜けないなら、それはそれで気持ち悪いですね。

そういうわけで髪が抜け変わることはよいのですが、抜け毛が多すぎるのは困りものです。朝、枕に髪の毛がたくさん抜けていればショックだと思います。アーユルヴェディックな方法で抜け毛を適正水準に保ちましょう。

プラクリティに適した食事とライフスタイル

食べたものが私たちの体をつくります。たとえば、乾燥したものをたくさん食べる食生活を送っているとすれば、その乾燥性は髪や肌に現れます。だから、体質に合った食生活が大切なのです。乾燥性と冷性が特徴のヴァータ体質であれば、その反対の質である湿潤で温かいものを食べることを心がけるとよいのです。ライフスタイル(生活習慣)も同様です。自分の体質(プラクリティ)の特徴を相殺する(バランスをとる)ライフスタイルが必要になってきます。たとえば、体を動かすことが苦手なカファ体質の人は、あえて屋外で散歩をしたり、筋トレで汗を流したりしましょう。そうすることによって体の外側と内側の両面でバランスがとれてきます。

体内の熱をとる

抜け毛に関して言えば、体内の過剰な熱をとることが大切です。過剰な熱は髪と皮膚にマイナスの影響を与えます。毛根が焼けてしますのです。アーユルヴェーダ的に言えば、ピッタドーシャが過剰になっている状態です。辛いもの、塩辛いもの、すっぱいものを過剰に食べるとピッタが増悪します。とうがらし、辛味の強いカレー、にんにくの効いたラーメン、キムチ、お酢ジュースなどを好んでいつも食べているなら、ピッタが増加します。抜け毛で困っている人は、辛味、塩味、酸味の食品を減らしましょう。

自然のものを使う

アーユルヴェーダは「肌には食べられるものを使うべし」といいます。髪や肌に使用したものは体内に吸収されます。シャンプーの多くに「ラウレス硫酸ナトリウム」や「ラウリル硫酸ナトリウム」が含まれています。成分表をみるとすぐにわかります。これらの化学成分が含まれているシャンプーは使わないほうがいいです。体内に吸収されても大丈夫なナチュラルなものを使用しましょう。たとえば、アムラ、シカカイ、ブリンガラージなどの植物は髪の健康を保つだけでなく、体内に吸収されても安全なものです。アーユルヴェディックなシャンプーを使いたいものです。湯シャンも注目を集めていますが、湯シャンだけだと問題ありです。私は毎晩ヘッドオイルマッサージをするので、アーユルヴェーダシャンプーが欠かせません。その代わり2度洗いはしません。1度洗いです。リンスも使いません。

ホルモンバランスの崩れやストレスも抜け毛の原因になります。アーユルヴェディック・カウンセリングで抜け毛の根本原因をみつけるのもよい方法です。

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