スポーツで起きた筋肉・スジの痛みには鎮痛シップよりオイルマッサージ

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夫の趣味はゴルフ。本番のゴルフコースに加えて、ゴルフ練習場にもよく行きます。一度行ったら長い。3時間くらい帰ってきません。最近はゴルフ練習で筋肉やスジを痛めることが増えました。先日も「1時間くらいで戻る」といって出かけ、3時間後に帰ってきました。「スイングを変えたらモモが痛くなった」と言うのです。今回はかなり重症のようです。

夜中に太ももの側面がうずき、ズキズキ痛むといいます。筋肉、筋膜、スジが軽く傷んだと思われました。立つと大丈夫。歩いているときも比較的ラクだそうで、ズキズキ痛むのは座っているときと寝ているときだと言うのです。腰にトリガーポイントがあるのかもしれません。オイルマッサージをしてあげたかったのですが、数日間忙しかったので、4日後にオイルマッサージをしました。

ジヴァ・アーユルヴェーダで作っている鎮痛オイル「ペインカームオイル」がベストですが、現在、インドと日本間の物流が滞っているのでペインカームオイルの在庫がなく、自分で作ってあった「クシールバラオイル」を使うことにしました。夫は典型的なヴァータ体質。おそらく筋肉が乾燥して固くなっていると思われました。クシールバラオイルはバラという植物と牛乳で作るオイルです。牛乳を使うのに透明になります。不思議。牛乳が使われているので筋肉ダートゥへの滋養力が高いオイルです。

痛みの中心は大腿筋にありますが、腰からケアする必要があります。オイルを塗ると「きもちい~」と夫。そうでしょう、そうでしょう。ヴァータにはオイルが必要です。今年はインドに一度も行けていないので、ヴァータの筋肉は乾燥して硬直しているはずです。腰のあと脚をしっかりマッサージしました。夫には「徐々によくなるが時間はかかる。年内ゴルフはできないと思う」と言いました。

徐々によくなってきているのですが、今日は大腿筋がズキズキするらしく、本人は心配になって整形外科に行きました。レントゲンやエコーを撮った結果、どこも悪くないと言われたそうです。「だから言ったじゃないの」と私は強気。強い薬剤を使ったシップを処方されてもいいことはありません。今日もクシールバラオイルでマッサージ。ラクになったようです。

私は「腰にトリガーポイントがあると思う」と言いました。そこで夫は白状(笑)。前回の練習のときにフォームを変えて、体の捻転を大きくしたのだそうです。その時も腰が痛くなったのだとか。今回も捻転を大きくしたフォームで3時間練習したのです。原因はそれだ!やはり腰にトリガーポイントができたと推察されました。

整形外科に行くと子供から高齢者まで大盛況だったそうです。多くの人は体に痛みが現れるとクリニックに行きますが、シップ薬を処方されるだけです。それよりも痛みの源をみつけてアーユルヴェーダのオイルマッサージをするほうが安全だし、効果が期待されます。明日もトリートメントをしてあげよう。

自分でつくる鎮痛オイルがあります。ショウガ一片とニンニク一片をみじん切りにしてごま油で加熱します。ショウガとニンニクが茶色になったら火を止めます。ガラス容器に保存します。痛みを緩和するオイルとして使うことができます。中華な香りですが(笑)。

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