アーユルヴェーダが筋骨格系疾患の治療に強いのは根本原因を知っているから

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ドクター・パルタップの「筋骨格系疾患ウェビナー」が4回シリーズで始まりました。いつもどおり興味深い講座です。

筋骨格系とは筋肉、骨、関節、靭帯、腱など、文字通り体の屋台骨を支えるシステムです。筋骨格系疾患に悩む人は世界中でゴマンといます。今後も筋骨格系疾患の増加が続くそうです。腰痛とか関節痛といえば老化による疾患と思われがちですが、最近は若い人も筋骨格系疾患を患っています。生活スタイルやスマホの見すぎ、運動不足などが原因です。筋骨格系疾患はツライだけでなく、QOL(生活の質)も低下させます。ちょっと関節が痛いだけでもツライのに、体が動かなくなると、そのツラさは半端ありません。

現代医学は筋肉や関節の痛みを治すことにはあまり得意ではありません。痛みを緩和する軟膏や湿布は投与されるものの、神経をマヒさせて痛みを感じなくするという発想。痛みの原因を取り除いてはくれません。だから多くの人が整体や鍼灸を頼るのです。

アーユルヴェーダは筋骨格系疾患の治療が得意です。インド人は関節炎患者が多く、治療のノウハウを積み重ねている面もありますが、アーユルヴェーダが筋骨格系疾患の治療に強いのは、その根本原因を知っているからです。それはヴァータの増悪です。ヴァータの増悪が筋骨格系疾患の根本原因であることを知っているので、治療も成功するのです。

私の知り合いのインド女性は膝関節炎の治療の一環としてプラーナヤーマ(呼吸法)を実践しています。関節炎治療にプラーナヤーマ?ヴァータの質を理解している人はこの意味を理解できるでしょう。

超高齢社会の日本。筋骨格系疾患の患者さんはたくさんいます。こうした患者さんにアーユルヴェーダを届けたいと本気で思います。

「筋骨格系疾患ウェビナー」はこれから申し込まれても大丈夫です。1回目の録画をお送りします。とくにセラピストさんには大いに役立ちます。

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