ピッタが増悪しやすい初秋にピッタをコントロールする方法

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ピッタは真夏に増悪するようなイメージがありますが、実際には秋の始めに増悪しやすくなります。真夏の間に体内にこもっていた火の質が秋の始めに表面化します。私も首のまわり赤い発疹がでています。ピッタを増悪させそうな食べ物は摂っていないのですが・・・

秋の始めには消化機能が弱まります。涼しくなり始めた頃に食中毒になりやすいのは、消化機能が低下するからです。消化機能が低下しやすい今の季節に脂っこいラーメンを食べたり、トンカツを食べたりすると消化できなくて胃酸が出てきたりします。

とくに今年は雨の日が多く、ピッタもヴァータも乱れやすい環境にあります。ヴァータが乱れ、ピッタが増悪することで消化力はますます低下します。ピッタの乱れを感じている人は、食べ物の注意が必要です。ピッタに最も影響するのは食べ物だからです。もちろんディナチャリヤも大切。夕方の公園での散歩がおススメです。

初秋にピッタのバランスをとる方法

1.消化しやすい滋養豊かな食事:ゴーヤやオクラを食べましょう。うちの近所のスーパーでは今年のオクラは安いですよ。ゴーヤは温性と言われていますが、ピッタを整えます。キュウリはピッタを鎮めるベストな野菜です。

2.ギーを食事に取り入れる:ピッタを鎮めると同時にダートゥを滋養します。ジヴァ・アーユルヴェーダの「A2ギー」は美味しいので、最近は夕食によく使っています。

3.大麦、かぼちゃ、ムングダルのスープは消化器系を癒すスープとしておススメです。このスープとキチリがあれば、まさに軽くて滋養豊かな食事です。

4.ぬるま湯か湯冷ましを十分に飲みましょう。冷たい水は好ましくありません。

5.朝食には「ジヴァ・アーユルヴェディックティー」がおススメ。アーユルヴェーダのハーブをブレンドしたティーです。代謝と消化力を高めます。「ジヴァ・アーユルヴェディックティー」をご希望の方はジヴァ・ジャパンにお問い合わせください。info@jiva-ayurveda.jp

6.古い食べ物、揚げ物、辛い食べ物、酸っぱい食べ物は避けましょう。新鮮で温かい食べ物を心がけましょう。生野菜は少量にとどめましょう。

7.ターメリック、ショウガ、コリアンダー、クミン、ナガコショウを活用するといいです。

8.昼寝、体の酷使はよくありません。軽い運動、ヨガ、ストレッチ、プラーナヤーマ(呼吸法)、瞑想などで心と体を整えましょう。

9.250㏄程度の水にアジュワン、コリアンダーシード、クミンシード、ショウガみじん切り各ティースプーン1/2を加えて煎じます。消化力アップです。

こうした方法を取り入れてピッタを整えましょう。10月からはヴァータが乱れやすい季節が始まります。

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