アーユルヴェーダのラーガ・チキッツァ(音楽セラピー)に可能性の光をみる

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インドの代表的な楽器の一つであるシタールをご存じの方は多いと思います。

ずいぶん前ですが、患者さんの前でシタールを奏でることによってその方の病気を治すことができる人の話を聞いたことがあります。

その時は、そのシタール奏者の特殊能力だと思ったのですが、よく考えてみると、音楽は音の振動であり波動です。いま注目されている波動医療の元祖なのですね。

最近は、同じくインドの弦楽器のタンプーラの話をよく耳にします。日本でも「マイ・タンプーラ」を持っている人は珍しくないそうです。シタールと同様に治療効果が期待されています。

実際、重い病気に罹ったお子さんのために、ご自分が所有しているタンプーラを奏で、歌を歌って聞かせている父親を知っています。

アーユルヴェーダの音楽セラピーを「ラーガ・チキッツァ」といいます。

ラーガ・チキッツァは身体的病気にも心理的病気にも働きかけるといわれています。ラーガ・チキッツァは基本、ゆったりしたリズムなので、そうした音楽を聴くことによって血圧が下がることには納得です。

心の緊張を解くので、心理的な怒りや暴力的な心の乱れを鎮めることもできるでしょう。知的障害をもつ子供にプラスの影響をもたらすこともわかっています。ラーガ・チキッツァのリズムやテンポが脳を刺激するのでしょう。

インドの弦楽器は音の響きが長い時間、継続するように感じます。その分、脳と聴覚への刺激が大きいように思います。

聴覚への波動の刺激はアンチエイジング効果があります。

7月8日に「ラーガ瞑想とインドごはん」のイベントがあります。タンプーラと歌によるラーガをお楽しみください。

アーユルヴェーダは、生薬処方、食事療法、オイルトリートメント、心理療法、ラーガ・チキッツァなど総合的な治療体系を確立しています。

★ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダは7月-12月期本コース受講生を募集しています。

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