当校オイルマッサージ専門家養成コースでは、最終日に実際のお客様をお招きしてアビヤンガをご提供します。
普段は無機質な（クールな）教室を模様替えして、温かみのある場所に変えます。
（ありあわせの布をぶら下げるだけですが。）
オイルコースの講師の一人が前夜から発熱し、生徒さん総出で会場設定をしました。
卒業試験のアビヤンガを始める前に、お客様には足湯につかっていただき、ヘッドマッサージをします。
あるお客様は常日頃、精神的にストレスの多い仕事をしており、心身ともに疲れているご様子でした。
このお客様は足湯につかったとき、何か温かいものに包まれているように感じ、涙が浮かんだのだそうです。
ヘッドマッサージが終わって温かいベッドに横たわり、体が温かいオイルに包まれた時、再び涙が出たと、アビヤンガが終わったあとで私たちに伝えてくれました。
このお客様を担当した生徒さんも私も感激し、私は改めて「スネーハナは愛」を実感したのでした。
オイルをサンスクリットで「スネーハナ」といいます。さらにスネーハナは「愛」の意味もあります。
スネーハナつまりオイルは愛なのです。
担当した生徒さんは10月の「ジヴァグラム学びのツアー」に参加し、インドのオイルトリートメントを体験することによって、アーユルヴェーダの施術に対する姿勢が俄然、本気モードになったのだとか。
気持ちが本気モードになるとお客様にそれが伝わるのですね。
セラピストの気持ちはお客様の肌に直接伝わります。
生徒さんにとって良い体験になったと思います。新たなセラピストたちの誕生です。
★ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクールは2024年1月期受講生を募集しています。
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