なぜサトヴィックな食べ物は心までもサトヴィックにするかの考察

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アーユルヴェーダでは「心をサトヴィックにすることが大切」と説かれています。

サットヴァは「純質」と訳されています。

澄んだ湖のように澄んだ心を言います。

心がサトヴィックであれば病気になりにくいし、病気になったとしても治りが早い。

サトヴィックな人は輪廻から解放されて、次の次元の精神世界に行くことができるとも言われています。

どうすればサトヴィックな心を得ることができるか。

一番大切なことはサトヴィックな食べ物を食べることと言われています。

ヴェーダ哲学はなんでもサットヴァ、ラジャス、タマスに分けることが好きなので、食べ物もサットヴァ、ラジャス、タマスに分類します。

しかし、よく考えてみると、なぜサトヴィックな食事をすると、心までサトヴィックになるのかわかりません。

最近、仏独の共同チームから面白い研究結果が発表されました。

101人の被験者を2グループに分け、両方のグループに同じゲームをしてもらいました。

これは2人のプレーヤー(AとB)が報酬を分け合うゲームで、まず、AがBに分け前を提案します。ぴったり50%ずつでもいいし、そうでなくてもいい。BがAより少ない分け前を提案された場合、「なぜ自分の分け前のほうが少ない?」と考えるでしょう。その金額に不公平さを感じるなら、Bは受け取りを拒否することができます。しかし、その代わりに2人とも報酬はゼロになります。実利より公平性を重視したわけです。

人によっては、分け前はAより少なくても、もらえないよりはマシと思うかもしれません。公平性より実利を重視した結果とみなされます。

さて、ここからが実験です。

一方のグループには、7週間にわたり腸内環境を改善するプロバイオティクス(いわゆる善玉菌)やプレバイオティクス(腸内の有用な細菌を増やす成分)などを与え、もう一方のグループにはプラセボ(偽薬)を与えました。

腸内環境を改善するサプリを7週間摂取したグループは、実験開始前と比べて、不公正な分け前の受け取りを拒否する割合が大幅に上昇しました。公平さを重視する被験者の割合が増えたのです。

一方、サプリを摂取しなかったグループは、実験開始前の結果とほぼ変わりませんでした。

ここから導きだされることは「腸内細菌によって道徳的判断などの複雑な行動は変わるかもしれない」ということです。

なるほど!

食べ物によって心の倫理感や道徳的判断が変わるというアーユルヴェーダの考えは、現代科学者によって裏づけられようとしています。

アーユルヴェーダおそるべし第2弾でした。

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