「日本政府が電子レンジの使用を禁止する」というフェイクニュース

ピックアップ

「『日本政府が電子レンジの使用を禁止する』というニュースが世界を駆け巡っているけどホント?それともフェイクニュース?」というメールがドクター・パルタップから来ました。 全然聞いたことがない話ですし、そこまで政府が国民の健康に気遣ってくれているとは思えないので、「まちがいなくフェイクニュース」と返信しました。

ネットを調べると、去年の時点で「日本で電子レンジが使用禁止になるというフェイクニュースが海外で拡散中」というネット記事がたくさん流れていました。 ご存知でした? 私はこういうフェイクニュースが流れているなんてまったく知りませんでした。 どうやらロシアが発信源らしく、たいした意図はなさそうです。

おふざけニュース? おふざけニュースであるにしても、政府が電子レンジの使用を禁止するというフェイクニュースに世界の人が飛びつくのは、よほど電子レンジが好ましくないシロモノだからでしょう。 

電子レンジは電波によって食品のなかの水の分子を動かして温めます。 電子レンジの仕組みを読むと、「電子レンジの扉のガラスから電波がもれないようになっているので心配いりません」と書いています。 ということは、「電子レンジのなかは電波だらけなので心配な状態です」という意味になりますね。

私は電子レンジの使用をやめました。 うちの電子レンジがほとんど壊れているので使えないのですが、買い換える気はありません。 電子レンジの使用をやめた人はまわりに結構います。 ロシアのおふざけニュースが図らずも、電子レンジが安全でないことを示した格好です。

忙しい人は食品を冷凍することが多いと思いますが、解凍は自然解凍がいいですね。 私は冷めたご飯を温めるときは、炊飯器の「保温」機能で温めます。

アーユルヴェディックライフの第一歩は、身体に危険なものを可能な範囲内で寄せ付けないことかもしれません。 食品添加物もそうですね。 加工食品の原材料成分表を必ずみて、カタカナの成分が多い食品は買わないことです。 白湯は何分沸騰させるべきかという議論より大切な気がします。 日本製ごま油はキュアリング(100度あたりまで加熱すること)すべきか否かという議論よりも大切な気がします。

タイトルとURLをコピーしました