高血糖を抑制し、糖尿病を予防する「豆腐とひよこ豆粉のパンケーキ」

アーユルヴェディッククッキング

このレシピ名はビミョウではあります。 パンケーキというと甘い食べ物をイメージしますが、インドでパンケーキと呼ばれるレシピは塩味です。 だから、レシピ名はパンケーキにこだわる必要はありません。 「豆腐とひよこ豆粉のバーガー」でもアリだと思います。

糖尿病はコワい病気です。 なにがコワいって、合併症がコワいのです。 腎臓が機能不全になったり、足が壊死したりします。 認知症も糖尿病に関係していると言われています。 糖尿病を改善するためには食べ物の改善が一番です。 次に運動です。

血糖値を示す指標に「HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)」があります。 高血糖状態が長期間続くと、血管内の余分なブドウ糖は体内の蛋白と結合します。 この際、赤血球の蛋白であるヘモグロビン(Hb)とブドウ糖が結合したものがグリコヘモグロビンです。 このグリコヘモグロビンには何種類かあり、糖尿病と密接な関係を有するものが「HbA1c」です。 一般に「HbA1c」が6以上になると、投薬が必要だと言われています。 しかし、アメリカの糖尿病学会は「HbA1cが7あるいは7.5になるまでは投薬よりも食事の改善が大切」という新しい指針を発表したそうです。 やはり糖尿病には食事の改善です。

大豆もひよこ豆も血糖値を抑制します。 大豆といえば豆腐。 だったら豆腐とひよこ豆粉を使いましょう。 というわけで、「豆腐とひよこ豆粉のパンケーキ」をつくりました。

豆腐は焼き豆腐を使うのが簡単。 水切りが不要なので焼き豆腐は便利です。 ミキサーで焼き豆腐をペーストにします。 ひよこ豆粉はベッサンと呼ばれます。 小麦粉は炭水化物でグルテンなので、タンパク質が豊富でグルテンが含まれていないひよこ豆粉を使うのがポイントです。 ひよこ豆粉を水で溶き、ペーストにした豆腐と混ぜます。

人参やピーマン、ネギなどお好きな野菜を千切りにして加えるのもよし。 血糖値の上昇を抑えるヒジキを加えるのもよし。 塩、クミンシード、コリアンダーパウダー、カレーパウダー、黒コショウで味をつけました。 シナモンを加えてもいいです。 シナモンは血糖値を抑制します。

フライパンに少量のオリーブオイルをひいてペーストを焼きました。 美味しいです。 急に作ったので見栄えはイマイチですが、ふわふわしていい感じの味です。 糖尿病はカファとアーマに関係しているので、辛味のスパイスを加えるといいです。 お好きは人はグリーンチリを加えてもいいでしょう。 血糖値が気になる方はお試しを。

タイトルとURLをコピーしました