赤ちゃんを滋養するママの滋養を支えるアーユルヴェディックな方法

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2018年の厚労省の調べによると、2017年時点で出産後のママの73.7%が仕事を続けています。2020年ではこの率はもっと高いかもしれません。大手の日本企業では1年以上の産休がとれる会社もありますが、私がかつて働いていた外資系企業では出産後2-3カ月で職場復帰するのが普通でした。いまは母乳育児が主流なのでママは十分に栄養をとらなければなりません。しかし早期の職場復帰となると、ママの体をしっかり整えるのに必要な十分な栄養がとれない可能性があります。

ドクター・パルタップは、母乳で授乳しているママを滋養するためのシンプルなアーユルヴェディックな方法を教えてくれています。以下はドクター・パルタップが「The Indian Express」というメディアに投稿した記事です。

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赤ちゃんが生まれた喜びは家族にとって極めて大きなものであり、ママの健康や栄養はおろそかになりがち。しかし、産後のママの栄養はとても大切です。赤ちゃんにとってママの栄養が唯一の栄養源なのですから。産後は身体的にも心理的にも不調になりやすい時期。どんな食べ物が産後のママを滋養し、産後のママが直面しがちな問題を回避してくれるのかアーユルヴェーダの智恵を探ることにします。

母乳の出をよくするハーブ

授乳期中の子育てママが直面しやすい悩みは母乳が十分に出ないこと。ホルモンバランスの崩れ、ストレス、栄養失調などが原因となります。そうした悩みを解決してくれるのがショウガ、にんにく、フェヌグリーク、ナガコショウなどのハーブです。

母乳の出をよくするジンジャー・ジャガリ―ボール

ショウガを使った母乳促進レシピをご紹介します。材料はジャガリ―(主にサトウキビから作った含密糖)パウター小さじ1、ジンジャーパウダー二つまみ、ターメリックパウダー二つまみ、ギー小さじ1。これらをよく混ぜ合わせます。ねばりが出てきたら、小さなボール状にまるめます。これを1日2-3個食べます。

子宮をもとに戻す方法

出産後、子宮は6-8週間かけてもとのサイズに戻ります。その間、子宮は本来のサイズより大きくなっているので、子宮のなかに空洞ができた状態となります。空洞はヴァータの要素ですから、産後はヴァータが増える傾向にあります。さらに、分娩により会陰は1-2週間、痛みや腫れが続きます。ヴァータを増悪させないように正しい食事や生活習慣を心がけることが大切です。食事はママのプラクリティ(本来の体質)を基準にしますが、一般的に言うと、温かく、しっとりしていて、甘味があり、滋養豊かな、調理仕立ての食事を心がけるべきです。酸味も少量摂ります。ギー、牛乳、くだもの、全粒穀物、ナッツ、タネ類を食事に用いましょう。

一方、産後2-3カ月は大根、かぶ、ゴーヤ、ケール、ナス、豆類は控えるべきです。(注記:豆類といっても日本人にとって豆腐と味噌は問題ないと思います。ただし、豆腐は温かくして食べるようにしましょう。)

産後のヴァータを鎮めるアシュワガンダ・カルダモンティー

アシュワガンダパウダー小さじ1とカルダモンパウダー一つまみをカップ1杯の水に加え沸騰させます。1-2分沸騰を続けたら漉します。温度が40度以下に下がったらハチミツを加えます。このティーを1日2-3回飲みます。(注記:アシュワガンダは日本では市販されていないので、オンラインで購入するのがよいでしょう。)

産後の便秘を解消する

ヴァータの増悪による不調は妊娠中から起こり、産後長期にわたって続くこともあります。体の痛みに加えて、便秘もヴァータの増悪によるものです。しかも、出産後の1-2週間は会陰が痛むので、排便自体が苦痛になります。便秘を防ぐためにはカフェイン飲料に代えてアーユルヴェディックティーを飲むようにしましょう。

ジヴァ・ジャパンではジヴァ製のアーユルヴェディックティーを取り扱っています。ご希望の方はジヴァ・ジャパンにご連絡ください。

便秘を解消するドリンクレシピ

アーユルヴェーダの代表的な緩下剤はトリファラ。ハリータキー、アーマラキー(アムラ)、ビビータキーという3つの果実を乾燥したものを同量混ぜたものです。2カップの水にトリファラパウダー小さじ1を加えて、水の量が半分になるまで煎じます。冷めたらハチミツを加えてゆっくり飲みます。夕食後20分たってから飲みます。(注記:トリファラも日本では市販されていないのでネットでの購入をおススメします。)

温めた牛乳にギーを加えたドリンクも便秘に効果あり。ぬるく温めた牛乳1カップにギー小さじ1-2杯を加えて、就寝の15-20分前に飲みます。

産後のママはこうしたアーユルヴェディックな方法をお試しください。

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