女性は生涯に1回は尿路感染症を経験したことがあると思います。1度どころか何回も罹る人も少なくありません。若い女性ほど罹りやすい感染症です。20～50歳の人に限定して男女別にみると、女性では細菌による尿路感染症が男性の約50倍多くみられるとか。これは女性の尿道が男性の尿道がより短いためです。
尿路感染症は２つに大別できます。
下部尿路感染症は膀胱炎です。
上部尿路感染症は腎盂腎炎（じんうじんえん）です。
尿路感染症になると、発熱、悪寒、吐き気、嘔吐、痛みなどがみられます。腎臓までが細菌・ウイルスに感染すると全身に影響します。腎盂腎炎は重い病気ですが、尿路から近い膀胱炎のほうが圧倒的に多くみられます。膀胱炎かなと思ったら、早急にアーユルヴェディックな方法で治しましょう。早期であればアーユルヴェディックティーのほうが市販のクスリより効果が高いと言われています（個人差はあるとは思いますが）。
尿路感染症の症状を緩和する効果が高いのはクローブ、コリアンダーシード、フェンネルです。
クローブには抗菌作用と鎮痛作用があり、迅速に尿路感染症の症状を緩和します。
コリアンダーシードは尿路感染症を防ぎます。
フェンネルシードは体内の水はけをコントロールし、過剰な水分を排出するとともに、血中の毒素も排出します。
この３つのパワフルなハーブを使って尿路感染症を改善するティーを作りましょう。
材料
コリアンダーシード 小さじ1/2
クローブ 小さじ1
フェンネルシード 小さじ1/4
水 グラス2杯
水に３つの材料を加えます。7-10間沸騰を続け、漉して保温ポットに入れます。これを1日かけて飲みたいときに少しずつ飲みます。
★ジヴァ・アーユルヴェーダドクターによるオンラインコンサルテーション
Jiva®マルマ・ハンドトリートメント講座
