トゥルシの蒸留水をつくってみました

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先日、トウヨウミツバチ協会さんが銀座ど真ん中のビルの屋上で栽培しているトゥルシを摘みに行ってきました。ビルの屋上とは思えないほどトゥルシがたくさん育っています。ミツバチも寄ってきています。

花芽をたくさん摘みました。いただいたトゥルシティーは香りが高く、心が癒されました。

たくさん摘んだ花芽でティーを飲むのもいいのですが、蒸留してみました。蒸留とは、混合物を一度蒸発させて、再び気体から液体に戻すことです。特殊な器具が必要かと思ったら、意外にも簡単にできるのです。

今回はトゥルシの花芽を使います。洗ってからちぎります。

お鍋の真ん中に耐熱の容器を入れます。ここに蒸留水がたまります。

容器のまわりにトゥルシの花芽を入れます。水も加えます。どのくらいが適切な水の量がわからないので、250㏄くらい入れてみました。

フタをひっくり返して、そこに氷をたくさん載せます。保冷剤を使ってもいいです。目的は気体を急速に冷やして液体に戻すためです。

火加減は弱火。加熱する時間は材料の植物の量によります。今回は10分加熱してみました。

フタをあけてみると、蒸留水が容器にたまっていましたよ。

これくらいの量の蒸留水がとれました。

トゥルシの香りが濃縮されています。ドリンクに加えてもいいですし、化粧水に加えてもいいですね。いろいろな使い方があると思います。

この蒸留方法は簡単で、どんなハーブにも使えます。

トゥルシには心を落ち着けたり、呼吸器系疾患を改善する効果があります。ストレスによって分泌されるホルモン、コルチゾールを正常に維持する働きがあるため、コルチゾールの分泌過多が一因とされるPMS(月経前症候群)・PMDD(月経前不快気分障害)などに海外では使われています。

ストレスからくる脳萎縮対策としてホーリーバジルはPTSDや、うつ症の方にも選好されることが多いようです。

詳しくは石垣島「もだま工房さん」の詳細説明をご覧ください。

トゥルシー – 石垣島アーユルヴェーダハーブ園 もだま工房 (tubokusa.com)

トゥルシはヴィシュヌ神のハーブです。神様に感謝しながらトゥルシの香りを楽しむことにします。

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