日本人はプラクリティがカファの人が多いと言われています。
何を根拠にしてそういう見解になるかはわかりませんが、変化を嫌ったり、比較的おだやかな対人関係だったり、体内の水分量が多い人が多いことなどを考えると、民族的にはカファ体質かなと思います。
しかし、個々人のヴィクリティをみると、現代日本人はヴァータが増悪している人が多いですね。
生活はストレスフルで忙しいし、睡眠時間は短いし、添加物をしこたま摂っているし・・・
先日の記事で「現代日本人は甘味の摂取が少ないのではないか」という記事を書きました。
甘味の食べ物は体力をつけ、ヴァータを落ち着かせます。
ダートゥの成長には甘味が必要です。
口から取り込む甘味が少ないなら、皮膚から甘味をとりこみましょう。
皮膚から取り込んだ甘味は、消化管での消化が必要なく、ダートゥを直接滋養します。
セルフアビヤンガをライフスタイルにとりいれましょう。
アビヤンガ(オイルマッサージ)には素晴らしい効果があります。
・老化を取り除く
・疲れを取り除く
・風の性質を取り除く
・視覚をよくする
・体力を与える
・長寿をもたらす
・睡眠をうながす
・皮膚の輝きを増す
・神経系をサポート
いいことずくめですね!
セルフアビヤンガに使うオイルは太白ごま油でいいです。
身体に痛みがあったり、高齢に伴って体力が弱っている人は、購入できればナラヤナオイルやクシールバラオイルがいいです。
これらのオイルは甘味で、身体を滋養します。
身体に熱がこもっているピッタ体質およびピッタ増悪の人はココナッツオイルを使いましょう。
(インドのアーユルヴェーダ病院では基本的にピッタ増悪の人にもココナッツオイルは使わないそうですが、セルフアビヤンガではココナッツオイルがいいです)
体質的にヴァータが優勢な人は40代からオイルケアを始めることをおススメします。
年齢とともにだれでもヴァータが増えます。ヴァータが優勢な体質で生まれた人は、50代からヴァータがさらに増えるので、40代からヴェ―タケアを始めることが大事です。
ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクールには、アーユルヴェーダセラピストになるための「アーユルヴェーダオイルマッサージトリートメント専門家養成コース」があります。
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(アーユルヴェディックカウンセラーコースは1年間の履修につき、2026年12月までの1年間の履修です)