ヴァータが喜ぶ干し柿シチュー

関東の初冬は乾燥がひどいです。

北海道の冬は雪で湿り気を帯びています。関西や九州や四国の初冬はわかりません。

空っ風が吹く関東は乾燥して冷たいので、肌はカサカサして荒れてきます。

昨日はジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクールの「オイルマッサージ専門家養成コース」で施術の練習台となり、アビヤンガを2回受けました。

これだけ空気が乾燥しているのですから、1回目でオイルがどんどん肌に吸収されることはわかるとして、2回目もそれに劣らずオイルは肌から体内に吸収されました。

おそるべし!

夜お風呂に入ると、脚のすねが軽く赤くなっていて、かゆみが襲ってきました。

いつも冬になると、脚のすねが痒くなります。

ああ、冬なのね。

ダートゥの乾燥を防ぐためには、オイルマッサージは不可欠ですが、ヴァータを鎮める食べ物を摂ることもに大切です。

消化管からの潤いは大事です。

昨日、知人から干し柿が送られてきました。

先日はご近所さんからフレッシュな柿をいただき、今度は干し柿。ありがとうございます。

干し柿は水分が抜ける分、食物繊維、ビタミンA、β-カロテン、カリウムなどが凝縮されます。

中国薬膳によると、生の柿は体の熱をとりますが、干し柿は体を温めるそうです。

ヴァータのバランシングにいいですね。

「干し柿のシチュー」を作ることにしました。

「干し柿のコンポート」と言うにはイマイチ、オシャレ感に欠けるので「干し柿のシチュー」としました。

▶材料
干し柿3個
りんごジュース100㏄くらい
くるみ お好み量
シナモンパウダー お好み量
カルダモンパウダー お好み量
カルダモンホール 4-5個
おろしショウガ ティースプーン1/2くらい
ギー ティースプーン1杯弱(ヴァータが増悪している人は1杯)

1.くるみは水またはお湯につけておきます。
(生ナッツは必ず一晩水につけてください。ローストナッツでも1時間くらいは水につけます)

2.干し柿は縦に4つに切りましたが、縦でも横でもいいです。

3.小鍋に干し柿、りんごジュース、シナモン、カルダモンを入れて、弱火で煮ます。

  1. 干し柿が柔らかくなり始めたら、くるみとおろしショウガを加えます。

5.水分が少なくなったらギーを加え、ひと煮立ちしたら火を止めます。

できあがり!美味しいです!ヴァータ向きです。

身体が冷えて、消化力も落ちている人はショウガをティースプーン1/2以上使っていいと思います。

お試しください。

当校のアーユルヴェディック栄養学コースでは「ドラヴィヤグナ」に基づく栄養学を学びます。

★ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクールは2026年1月-6月期本コース受講生を募集しています。

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