中高年の消化器不調を改善するアーユルヴェディック・ホームレメディー

アーユルヴェーダホームレメディ

中年になると、たいていの人は青年期よりも体を動かす機会が減ってきます。消化力も低下してきます。そうした身体の変化に伴い、消化器系の不調が増えてきます。40代くらいから、消化不良、胃酸過多、ガス、便秘、下痢、胸やけなどの症状が現れやすくなります。どうりで消化剤が売れるわけです。しかし、消化剤を長期的に服用すると、消化器の機能が衰えてきます。ここはアーユルヴェーダのホームレメディーの出番です。

アーユルヴェーダで使われるハーブには、消化器系の不調を改善し、消化器系を内側から強くするものがいくつもあります。アーユルヴェーダは、健康維持のためには一にも二にも消化の火(ジャタラグニ)を強くすることが大切だとしています。ジャタラグニが強ければ、体全体が整います。中高年の消化トラブルを改善してくれるホームレメディーをご紹介します。

  • 加齢とともに生体の変化が起きます。消化力も低下していきます。それにもかかわらず青年期と同じ食事を続けるとどうなるでしょう。消化器の不調ですね。40代になったら、消化しやすく、新鮮で、野菜が多めでお肉が少なめの食事を心がけることをおススメします。揚げ物、加工食品、精製小麦粉、パンなど消化しにくい食品はコントロールする必要があります。
  • 旬の野菜や果物をたっぷり食べ、ゴーヤなどの苦味の食べものも取り入れるようにします。
  • ターメリック、ショウガ、クミンシード、コリアンダーシード、フェンネル、シナモン、ミントなど消化を促進してくれるスパイス類を常備しましょう。最近ではこれらのスパイスはどこでも売っています。
  • 理想的にはランチを1日のメインの食事にしたいものです。消化に重いお肉を食べるならランチで食べるとよいです。日本の食習慣ではむずかしいですが、夕食は軽めに。夕食から就寝まで3時間はあけたいものです。
  • 食べ過ぎは禁物です。胃の1/3は固形物に、さらに1/3は液体に、さらに1/3は消化のためにあけておきます。
  • 適切な睡眠も消化のために大切です。
  • 消化の不調を感じたら「アーマバスター」を摂りましょう。クミンパウダー(割合1)、コリアンダーパウダー(1)、ジンジャーパウダー(1)、フェンネルパウダー(2)、ミントパウダー(2)を混ぜておき、食後に小さじ1杯をとります。水に溶かして飲んでもいいし、そのまま摂ってもいいです。
  • 時々断食もおススメ。果物ジュースや野菜ジュースのみでファスティングします。
  • 運動も大事です。ウォーキング、ヨガ、ダンス、テニスなどなんでも。歌を歌うのもいいですね。

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