子宮筋腫を改善するアーユルヴェーダ的方法

アーユルヴェーダホームレメディ

35歳以上の女性の20―30%、40歳以上では40―50%が子宮筋腫に罹患すると言われています。多いですね。子宮筋腫は女性ホルモンの1つであるエストロゲンと関係しているので、通常、閉経前に発病します。過多月経、疲労感、骨盤の痛み、腰痛、便秘、頻尿などの症状がみられます。

アーユルヴェーダの観点から言えば、子宮筋腫はすべてのドーシャの乱れによるものですが、とりわけカファ・ドーシャの増悪が大きく関係します。出血が多い場合にはピッタの増悪も示唆されますし、子宮はヴァータの座であるのでヴァータの増悪も関係しています。

そして、アーマによるスロータスのつまりが子宮筋腫の大きな原因となります。

子宮筋腫を改善するためにアーユルヴェーダ的方法を取り入れましょう。

子宮筋腫はアーマによるスロータスのつまりが大きな原因なので、アーマを取り除かなければなりません。そのために「アーマバスター」と「デトックスウォーター」がおススメ。

アーマバスターの作り方です。

クミンパウダー(割合1)、コリアンダーパウダー(1)、ジンジャーパウダー(1)、フェンネルパウダー(2)、ミントパウダー(2)を混ぜておき、食後にティースプーン1杯をとります。ぬるま湯に溶かして飲んでもいいし、そのまま摂ってもいいです。

デトックスウォーターの作り方は・・・

フェンネルシード、クミンシード、コリアンダーパウダー、生ショウガのみじん切りを各小さじ1杯用意し、水1リットルに入れて沸騰させます。漉して保温歩ポットに入れて少しずつ終日飲みます。毎日飲んでください。

そして食べ物ですね。

カファを減らす食べ物を摂ります。そば、キノア、オーツ麦、アマランサスなどの雑穀類がおススメ。

野菜はたっぷり食べましょう。ブロッコリー、パプリカ、小松菜、大根、人参、セロリなど。日本はアブラナ科の野菜がいろいろありますね。豆類もたっぷりと。豆腐、ムング豆のスープ、花豆、とら豆、なんでも。

果物もたっぷり食べましょう。オレンジ、りんご、梨、ベリー類、ざくろ、桃など。

過多月経ならピッタも静めなければなりません。キュウリやスイカを取り入れましょう。

料理に使うオイルはエクストラヴァージンオリーブオイルやココナッツオイルがおススメ。これらのオイルにはトランス脂肪酸が含まれていません。(粗悪品のオリーブオイルには含まれているかも)。トランス脂肪酸の摂取は子宮筋腫の発症リスクを高めるという研究結果がアメリカから発表されています。

ギーも少量取り入れましょう。ターメリックも。

ホームレメディーとしては、甘草(リコリス)、シャタバリ、ブラーミ(つば草)が有効です。

子宮筋腫をアーユルヴェーダで改善したい方にはSwastha Program(スワスタ・プログラム)がおススメです。

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Dr.パルタップ・チョハン・ウェビナー★女性の生涯にわたる健康と美とウェルビーイング(3/12, 3/19)

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