ちょっと硬いお話を。
脳には血液脳関門という関所があります。
AIさんによりますと、「血液脳関門 (BBB: Blood Brain Barrier) は、血液と脳組織の間の物質の透過を厳密に制御するバリアです。
脳の正常な機能維持に不可欠な役割を担っており、脳に有害な物質の侵入を防ぎつつ、脳に必要な物質の輸送を促します。」
脳は大事な臓器。有害な物質が簡単に脳に入っては困ります。そのため、血液中の有害物質や病原体が簡単に脳に入らない構造になっています。
しかし、すべての物質が脳に入らないわけではなく、脳の活動に必要なグルコースやアミノ酸は血液脳関門を通って脳に供給されます。
アルコールやカフェインも血液脳関門を通過し、脳に影響を及ぼします。だからお酒を飲むと酔うし、カフェインを摂りすぎると寝られなくなるのですね。
話はここからです。
「ギー」は血液脳関門を通過するらしいです。
ギーの脂溶性は高く、ギーの分子構造は人間の脂質の構造と似ているからだとか。
ギーが脳に浸透すると、どんないいことがあるでしょうか。
- 認知機能が高まる
- 脳の成長を助ける
- 記憶力と集中力を高める
- 脳細胞を滋養する
- 感情面のウェルビーイングを支える
- 気分を上向きにする
- 老化による脳神経の退行を防ぐ可能性
- 神経機能を改善する可能性
- ストレスや不安感を緩和する可能性
というわけで、ギーが脳に浸透するメリットはたくさんあります。
ギーを積極的に摂りましょう。
食事にギーを使うのもよし、ギーでナスヤをするのもよし(ギーの匂いが鼻の中でするのはチャレンジ)。
先日のドクター・パルタップの「ドラヴィヤグナ講座」で「トリファラギー」をつくりました。
簡易バージョンの作り方でしたが、効果はありますよ!
トリファラギーはネトラバスティ(目にオイルを入れる療法)におススメします。
目がしみるのがチャレンジですが、終わると目がスッキリ!
便秘の人は就寝前にホットミルクにトリファラギーを加えて飲むと翌朝スッキリ!
トリファラの代わりにブラーミを使って「ブラーミギー」をつくるのもいいですね。脳の滋養にバッチリです。
簡単バージョンの作り方は・・・
材料の植物が1に対して、16倍の水で煎じます。
水の量が1/4に減ったら、濾して煎じ液をとります。
煎じ液と同じ量のギーを加えて、弱火で加熱します。
水分が完全に飛んだら薬用ギーの出来上がり。
ギーは偉大です!
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